仙台市泉区 S様邸 外壁リフォーム事例
![]() |
お客様のご要望
モルタル外壁のいたるところにヒビ割れが発生しました、このひび割れは今回の震災によるものです。現状でモルタル補修をして塗装にする外壁塗装か、モルタル外壁を部分修繕して上から重ね張りでザイディングを張る外壁リフォームか、それともモルタルを全部剥がして外壁をやりなおす外壁リフォームか、など結論がだせませんでした。もちろん予算があえばやり直す外壁リフォームが一番の希望です。知り合いの建設会社に相談しましたがしっくりこなかったため、地元のリフォーム会社をさがしていました。 |
施工事例データ
住所 | 仙台市泉区 |
---|---|
施工箇所 | 屋根、外壁 |
施工内容 | 屋根塗装リフォーム 外壁張替えリフォーム |
工期 | 30日間 |
築年数 | 20年 |
ご提案内容 | ホームページを見て頂きお問合わせがメールにてありました。現地の調査と打ち合わせをさせて頂き、見積もりを致しました。まず私共が考えたのは2パターンの工法とそれに伴う見積もりでした。一つは原状でクラックや浮いているところを修繕して下地リカバリー工法で外壁塗装を行うものです。もう一つはモルタル外壁、下地ざら板共全て撤去し、構造用合板を張り通気工法にて化粧サイディングを設置するものです。最終的に長い観点と安心をカバーできる後者の全撤去の上通気工法の化粧サイディング張る外壁リフォームを施工させていただくことになりました。 |
---|
施工前はこちら
外観正面です、モルタル外壁です、一見被害がなさそうですがところどころモルタルにひび割れが発生しています。
震災によりバルコニー下部の袖壁上部に大きなひび割れが発生しました。ここは建物の角にあたります。震災によりバルコニー下部の袖壁上部に大きなひび割れが発生しました。ここは建物の角にあたります。
左記部分の下部写真です。こちらにも多大な力がくわわり基礎部分にまで被害がでていまっています。
2階の壁に給湯器が設置されています。外壁張り替え工事の際には一時給湯器を外す必要があります。
西側の建物外観写真です。今回は西側モルタル外壁には比較的震災による破壊被害は少なかったです。
北側の1階基礎付近です、やはりここにも基礎にまで力が加わり基礎刷毛引きモルタルまでの破損被害がでました。
こころの建設による施工中の様子
外壁リフォームのはじまりです。ブルーシートはモルタルを剥がした部分です。タイベックシートを張る前に雨養生のために仮に貼っています。
モルタル外壁を解体します、下地のざら板が出てきました、この板も全部撤去していきます。今回は損傷がひどかったので全部解体撤去いたします。
1階部分の解体が完了したので足場組を行います。1階は足場があるとガラの搬出が困難なため足場掛けを後の工程にしました。
2階部分のモルタルも撤去しました。1階よりガラや廃材の運搬があるため余計に時間と手間がかかります。
外壁リフォームでモルタル解体工事の次にざら板も完全に撤去していきます、簡単には外れないので大バールを使います。
構造用合板張り中です、作業スペースがあるため比較的スムーズに施工できたかと思います。
ケミュー化粧サイディング外壁の材料搬入状況です。ユニッック車で荷下ろしをしています。
透湿防水シート貼り中です。このシートにより防水性能の向上そして、さらに結露防止にもなります。
ケミュー化粧サイディング貼り中です、外胴縁を設置しその上にサイディングを張っていく通気工法です。
化粧サイディングの継ぎ目、サッシ周り開口部等取り合い部分のシール処理をいたします。
引き続きシール打ちをしています。ケミュー化粧サイディング張り完成です。この後足場バラシとなります。
いよいよ完成です、メッシュシートはずして全体のおさまりを確認します。確認検査完了後足場バラシとなります。
施工が完了しました
屋根も塗装をしたので全体的に新築のように新しい外観になりました。サイディング外壁の柄、色ともにサッシなどとマッチしておりとても良く仕上がっています。
とても明るく温かみのある色と石目調の柄のケミュー化粧サイディングです、耐候性にすぐれており美観を末永くキープできる新素材です。
モルタル外壁と違いどの角度から見てもファッショナブルで特徴のある外観となりました。
玄関まわりの外観です。こちらも明るくて温かみのあるアプローチとなりました。
2階部分の外壁です。軒下で影になっていてもさほど暗く感じないようになりました。
窓まわりもすっきりと仕上がっています。ひさしの破風と軒天は塗装仕上げとなっています。